私は2017年4月から2018年9月まで、世界一周的なことをしていました。旅行中、数々の絶景を見るできましたが、その中でも特に素晴らしいと思ったものを以下に紹介します。
1.ウユニ塩湖(ボリビア)
絶景と言えばここ!訪問前にネットで沢山写真を見ていたので、あまり感動しないかなと思っていたのですが、そんなことはありませんでした。超大満足!
写真を撮ることが主目的の人は、滞在日数は少なくても3-4日は欲しいところ。雨が降らないこと、風が強くないこと(風が強いときれいな反射が見られません)、雲の出具合など、条件が揃うことはあまりないので。私は4日間滞在しましたが、ベストな条件では見ることができませんでした。また、星空を撮る場合には、新月の頃に合わせて行くのが良いと思います。満月に近いと明るすぎて星が見えにくくなるので。

2.ザ・ウェーブ
一日の訪問者が20人に限られていることでも有名な絶景スポット。オンラインで10人、現地の抽選(前日に行われる)で10人。私は3回しかチャンスがなかったのですが、最後の3回目で当たりました!
当選者はザ・ウェーブまでの地図をもらいますが、仮に無くても、maps.meに推奨ルートが表示されているので、maps.meをダウンロードしておけば問題無し。高低差は分からないので、多少困ることはあるかもしれないけど…
私が訪れたときには、ザ・ウェーブに砂がたまっている箇所がありました。しかし、昔のザ・ウェーブの写真を見ると、そういったものはありません。おそらく、観光客が来るようになり、岩(砂)が削られてきたのだと思います。今後もどんどん削れるでしょうし、模様の部分に落書き等する人が現れないとも限りません。綺麗なザ・ウェーブを見たいなら、早く行った方が良いです!

3.メンデンホール氷河の氷の洞窟
アラスカの州都ジュノーにあるメンデンホール氷河。観光客のほとんどは氷河の展望スポットからみるだけですが、実は氷河まで歩いて行くことができます!そして氷河には洞窟状になっている場所があるのです(崩れてなくなる可能性もあります)。
洞窟の中に入ると、一面青の世界。最高に興奮しました!ちなみに、最初に行ったときはツアーガイドが一緒だったのですが、その中の一人が新人の方で、「こんなに凄いとは思わなかった」と客と一緒に感動してました(笑)。
私が行ったのは7月の週末だったのですが、そんな絶好の時期でも洞窟まで行く観光客はほぼ皆無。好きなだけ写真を撮ることができます。ただし人がいない分、アクシデントが起こった時は助けてくれる人もいないので要注意。氷河の上はクレバスが普通にあるし、洞窟もいつ崩れてもおかしくないので。本当に怖いです。

4.サウスジョージア島
私が訪れた中で、一番楽しかった場所。特に、オウサマペンギンの営巣地を丘から見下ろした時の景色は忘れられない。
大地を埋め尽くす無数のペンギン。その光景(視覚)だけでなく、ペンギンの鳴き声(聴覚)と匂い(嗅覚)を通じて強烈に記憶に刻まれる。隣にいた日本人旅行者は一言漏らした。「圧巻だね」と。全く同感だった。ここ以上の絶景は無いと素直に思った。
地球には、私たち人間の世界だけではなく、動物たちの世界もあるということを、この島は教えてくれる。
高額な渡航費用がネックだが、南極旅行を考えている人はサウスジョージア島に寄るコースも是非検討して欲しい。忘れえぬ経験が得られることは保証できる。

5.エルタアレ火山
凄すぎました。使い古された表現ですが、「地球は生きている」ということを実感できる場所。蠢く溶岩を見てる間ずっと「ヤバい、ヤバい」と連発してました。
ちなみに、火口は二つあって、私たちが訪れたのは、溶岩からの距離が遠い方だと思います。それでも、熱さは伝わるし、マグマの動きも肉眼ではっきり確認できる。足場はもろく、落ちたら命は無いでしょう。日本だったら絶対に立ち入りは許されない場所です。
通常、エルタアレ火山(ダナキル火山)へのツアーは三泊四日だと思いますが、そのうち二泊は野宿。残りの一泊も雑魚寝。そういうこともあって、万人にお勧めできる場所ではないのですが、エルタアレ火山の光景自体は、間違いなく「一生もの」。時間と気力と体力のある人には是非訪れて欲しい場所です。

6.マチュピチュ
有名すぎる場所。当然、訪れる前にマチュピチュの写真は嫌というほど見てます。なので、実際に見たときの感動は薄いかなと思っていましたが、そんなことはありませんでした。遺跡と、その背後にそびえるワイナピチュのコンビネーションは本当に絵になる。同じような写真を何度も撮ってしまいました。
ワイナピチュには登りたかったのですが、残念ながらチケットが取れず。7-8月のハイシーズンに行く場合は、かなり早めに予約しておいた方が良いです。ちなみに、マチュピチュ山のチケットは購入していたのですが、何故か面倒くさくなって結局登りませんでした。
2019年の途中から、遺跡保護の為、遺跡の一部は立ち入り禁止になったと聞きます。何が起こるか分からないので、見たい場所があれば早めに行くことをお勧めします(自分にも言い聞かせてます)。

7.ペリトモレノ氷河
とにかく美しい!私は、北極、スイスアルプス、ヒマラヤ、北米、南極などで氷河を見ましたが、ここの氷河が一番美しく見えました。私が訪れた際は残念ながら少し曇っていたのですが、晴れていたら、より綺麗だったと思います。氷河を歩くツアーも楽しいので、忘れずに。

8.セレンゲティ国立公園・マサイマラ保護区
私は野生動物を間近で見ると興奮します。おそらく、他の多くの人もそうでしょう。セレンゲティや他の国立公園は草原を動物達が闊歩している様子を見ることができます。それは、日本で生活している限りなかなか味わうことのできない経験でしょう。一生に一度は、アフリカで野生の動物を見ることをお勧めします。ただ、大抵の場合、サファリ二日目の午後くらいになってくると、皆、飽きてくるんですけどね…

9.レンソイス・マラニャンセス
巨大な純白の砂丘。日本からだと行くのは大変ですが、もしブラジルに旅行する機会があれば、是非訪れて欲しい場所。上空からの景色も素晴らしいので、砂丘を歩くだけではなく、ヘリコプターにも乗りましょう。ただ、昼前後の時間帯は予約が取りづらいので、早めに予約をすることをお勧めします。私は早朝のフライトしか取れなかったので、少し悔いが残っています。

10.武陵源
柱状の岩が見られる場所は他にもありますが、ここが一番スケールが大きい!通常、屋外の景色は晴れていた方が望ましいのですが、ここは曇っていても絵になります。かなり広いので、回るルートは事前に決めておいた方が良いかもしれません。かなり混むので、できる限り早い時間から動きましょう。ちなみに、入り口付近から山の高いところまで、歩いていくこともできますが(通常はロープウェイを使う)、絶対に止めた方が良いです!きついし、時間はかかるし、景色も良くないので。

以上が10位まででした。本当におすすめの場所ばかりですので、是非感動を味わってもらいたいです。11位~20位は以下のリンクから見ることができますので、こちらも参考にしてください。

コメント
[…] 私が見た世界の絶景1位-10位 […]