バンダウガル国立公園の次はカーナ国立公園。バンダウガル国立公園から車で5時間くらいだったと思う。
初めてのインドなので道中の景色も興味深い。洗濯は川でするのは珍しくないようだ。途中寄った街では牛だけでなくイノシシも歩いていた。

4月5日の午後にカーナ国立公園の近くのホテルに到着。 泊まったホテルはTuli Tiger Resort 。プールもついていて、なかなか立派なホテルだった。Wi-Fiもホテルのレセプションでは使えた。ただ、夕方以降は蚊の攻撃が厳しくて、落ち着いてネットを楽しむという訳にはいかなかった。

カーナ国立公園
カーナ国立公園では、5回のサファリをおこなったが、まともに虎が見られたのは1回だけだった。ただ、その1回が凄く近い距離で、正面から見られたので大変満足している。そこそこの経験を何回もするよりも、最高の経験を1回する方が満足度は(少なくとも私にとっては)高いのだ。

トラが出てきたときは、写真を撮りまくったが、興奮していたせいか、手振れがひどくて、まともに撮れた写真は一枚もなかった(泣)。
また、せっかく一眼レフカメラを持っていったこともあって、写真ばかりとっていたが、動画をもっと撮るべきだった。やはり動物は動いているところの方が、魅力がより伝わる気がする。野生の虎を見る機会などそうそうないので、凄く後悔している。
ちなみに、トラとの距離がどれくらいだったかというと、この下の写真くらい。

トラは本当に美しい。そして格好良さと可愛らしさも兼ね備えている。最初に草むらの中から出てきたのを見たとき、物凄く興奮した。今写真を見てもその時の興奮が蘇る。

虎の他には、鹿(沢山いる)、クジャク、キツネ、カンムリワシなどを見かけた。

ナマケグマ(と思われるもの)も一瞬だけ見たが、すぐに茂みの中に入ってしまったので写真を撮ることはできなかった。クマは、かなり見たい動物の一つなので残念だった。
カーナ国立公園は、景色が美しいことでも有名らしい。確かに、特に早朝、静寂さに包まれたなかで、沙羅双樹が生い茂る林の中を車で走るのはとても雰囲気があった。

ちなみに、カーナ国立公園の最後のサファリで、インド人夫婦と同乗した。年に20回以上サファリにいくそうで、旦那さんの方は(インド人には珍しく)控えめながらも、動物の知識が豊富で、話を聞いていて面白かった。
その彼によると、私が行きたかった(が行かなかった)タドバ国立公園は、入園の予約もホテルの予約もかなり早めにしなければならないとのことだった。今後タドバ国立公園行きを計画するときは注意したい。
また、ヒョウ(豹)を見たいのであれば、Satpura国立公園がおすすめで、100%見ることができると言っていた。通常、本当に野生の動物であれば100%ということはあまりないと思うのだが(特にヒョウは)、いい加減なことを言わないようなタイプのおじさんだったので、もし、次回インドにサファリに行くことがあれば、行き先として検討したい。


コメント