6月2日、ナミビアのウィントフック空港に到着。初めて見るアフリカの空は、こころなしか高く見えた。

ナミビアへ来た目的は、エトーシャ国立公園でのサファリとナミブ砂漠だ。アフリカで野生動物を見ることは私の旅のハイライトの一つなので期待が高まる。
サファリの手配(旅行代理店)
エトーシャ国立公園とナミブ砂漠は、ツアーに入って回ることにした。多くの日本人旅行者がするように、レンタカーで回ることも検討したが、レンタカーの予約の問題(予約していても利用できなかったという話をよく聞く)や車のトラブル発生時のことなどを考えてツアーを選択した。
私が利用した旅行代理店はWild Dog Safarisというところ。いくつかメールで問い合わせをしたなかで、ここが一番レスポンスが良かったのでここにした。というか、他の旅行代理店は返信がなかった。
料金は、エトーシャ国立公園とナミブ砂漠を6日で回るツアーで11,000ナミビアドル。当時のレートで9万円くらいだったと思う。テント泊ということを考えると正直かなり高い。しかし、ツアーを利用する場合、どの旅行代理店を利用しても料金は大差ないと思う。ちなみに現在のレートだと日本円換算ではもっと安くなる。
なお、今はどうか分からないが、私が利用したときは、上記の料金にプラスして15%の付加価値税がかかったので要注意。
支払は、現地で彼らの事務所に行った時におこなった。事前に送金してくれと言われていたが、やりとりしているうちにうやむやになった。
ツアー参加者は11人。15人乗りの車で回った。やはりこれだけ乗っていると、写真を撮る際に、良いポジションが撮れないことが多かった。
夜はテント泊。二人で一つのテントを利用した。食事は、同行するスタッフが作ってくれる。結構美味しくて、特にスープ(日によって違う)は良かった。
ホテル
私はSunshine Bed & Breakfastというところに泊まった。個人の家の離れを宿泊用に貸しているようなところだ。

居心地が悪い訳ではなかったが、場所が悪かった。中心部からあまりにも離れていた。ツアー会社がピックアップに来たとき、「なんでこんなところに泊まってるの(迎えにいくのが面倒なんだけど)?」と言われた。
中心部から離れているということは安全なのかもしれないが、不便さの方がまさった。ツアーで一緒になったメンバーの多くは、中心部のホステルに泊まったいた。
ホステル内の盗難等が嫌だったので、一人で泊まれるところにしたが、もしウィントフックにまた行くことがあっても、ここには泊まらないと思う。
エトーシャ国立公園
ウィントフックから5時間程でエトーシャ国立公園に到着。初めてのサファリだったので、最初はどの動物が出てきても大興奮。無駄に写真を撮りまくった。
果てしなく広がる大地をシマウマの群れが移動する。これぞアフリカという感じだ。

かと思えば、自分たちが車で走ってきた道をキリンの群れが普通に横切ったりする。日本では味わえない非日常がここにはある。

見たかったライオンも見ることができた。やっぱりオスのたてがみは超格好良い!が、この写真のライオンには首輪がつけられていた。調査用だとは思うけど、多少興ざめではある。

エトーシャ国立公園で一番印象的だったのはゾウだ。体の大きい個体は「怪獣」と呼んでも良いくらい迫力がある。普段は大人しいが、まれに車にむかって突進してきたりもする。

エトーシャ国立公園では、上記のシマウマ、キリン、ライオン、ゾウの他に、サイ、インパラ、スプリングボック、オリックス、ハーテビースト、ダチョウ、ヌー、ヘビクイワシなどを見ることができた。

二日目の後半くらいになると、皆動物に慣れてきて、インパラやシマウマなどのよく見かける動物が出てきても、写真をあまり撮らなくなっていたが、個人的には大満足のツアーだった。
残念なのは、ヒョウ、チーター、カラカル、センザンコウなどが見られなかったことだが、野生動物のことなのでしょうがない。機会があれば、もう一度訪れて、この時に見られなかった動物たちも見てみたいものだ。


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