6月15日、ジンバブエのヴィクトリアの滝へ。世界三大瀑布の一つ。
ちなみに、この日から二泊、The Kingdom Hotelという比較的高級なホテルに宿泊した。前日夜、テントに蟻が大発生して、再びテント泊する気にならなかったからだ。私はテント内で一切食事をしていないので、なぜ蟻が私のテントにたかったのかは謎。かなりの恐怖体験だった。
ホテルは、大変立派だった。

部屋も快適だったし、食事もまともだった。

ちなみに、ここで初めてワニの肉を食べた。味は、思い出せないが、当時の自分のツイッターには、「美味しかった」と書いてある。

ヴィクトリアの滝(ジンバブエ側)
初めて見るヴィクトリアの滝はかなりの迫力だった。

ただ、水量が少し多すぎたかもしれない。遊歩道の先の方にいくと、滝の底から吹き上がる水しぶきで、ビショビショになる(ちょっと濡れる程度ではなく、雨の中を歩いて行く感じ)。
8月になると水量はかなり減ってしまうようなので、水量がちょうど良いのは7月くらいだと思う。実際、あとでタクシーの運転手に聞いてみたところ、ベストシーズンは7月だと言っていた。
虹がかかっているところも見られてとても綺麗だ。

ヴィクトリアの滝(ザンビア側)
せっかくなので、ザンビア側からもヴィクトリアの滝を見てみた。こちらは、ジンバブエ側以上に、水しぶきが凄く、滝もまともに見られないような感じだった。

途中、橋があるのだが、水しぶきが凄くてずぶ濡れになる。6月にザンビア側のヴィクトリアの滝を見ようと思ったら、雨具は必須だ(園内でポンチョみたいなのは売ってたはず)。

ザンビア側でも虹を見ることができた。これだけ水しぶきが上がってて、晴れてれば、見れない方が不思議なのかもしれない。

ザンビア側の滝を見終わって、ジンバブエ側に戻るときに、陸橋からも虹が見えた。川底に向かって弧を描いていた。下に伸びている虹を見ることはあまりない(初めてかも)だったので、新鮮だった。

ザンビアとジンバブエ間の国境は歩いて渡ったが、戻る時は結構人がいて、時間がかかった。次の予定(ヘリコプター)が入っていたので、かなり焦ったが、何とか間に合った。国境を渡ったあとに予定を入れる人は充分時間に余裕を持つように。
ジンバブエ側とザンビア側、どちらが良いか
私はジンバブエ側とザンビア側の両方を見たが、時間やその他の関係で、どちらかだけしか行けないという場合もあると思う。その場合、どちらを選ぶかだが、個人的にはジンバブエ側の方を推したい。
ただ、好みによって当然変わってくるし、行く時期によっても違うと思う。とりあえず、6月中旬に行った感じでは、ジンバブエ側の方が、滝はきれいに見えると思う。
ヘリコプター
ジンバブエ側に戻ってヘリコプターで滝観光。

ヘリコプターと、この後にいくBIG 5 Safari(ライオンやチーターと散歩できる所)とセットで、旅行代理店に申し込んだが、料金は覚えていない。結構高かったと思う。
ヘリコプターに乗って上空から見ると、滝の全貌がよく見える。お金に余裕があれば是非乗っていただきたい。

ちなみに、この時、オカバンゴ・デルタの時と同じく、3人(ロシア人男性とドイツ人女性と私)で乗ったのだが、ドイツ人女性の方が、座った座席がよく見えなかったとのことで立腹して、かなり微妙な雰囲気になった。彼女が一番先に乗ったので好きな席を選べたのに…
私は世界一周中、3回ヘリコプターに乗ったが(残りの一回はイグアスの滝)、ヘリコプターで一番良い席は、間違いなく前の席(操縦士の横)だ。後ろの席は、二人だとまだマシだが、3人乗せられることもあり、真ん中に座らされようものなら、写真を満足に撮ることができない。
前の席は前方の視界は開けているし、自分の左側(操縦士がいない側)も自由に写真が撮れる。後ろの席は基本的に自分の座っている窓側だけだ。ヘリコプターに乗る機会があれば、可能な限り前の席に座れるよう努力しよう。日本人は譲り合うことが多いが、外国人はそのへんに遠慮は全くないので注意。
ヴィクトリアの滝を勧める理由
ヴィクトリアの滝は私がおすすめする旅行先の一つだ。その理由は以下の通り。
1.近くにチョベ国立公園がある
2.ホテルが充実している
3.滝自体も素晴らしい
1については、サファリができる国立公園はアフリカに無数にあるが、ボートサファリとジープサファリの両方を楽しめる場所は(多分)多くはないこと。そして、やはり野生動物を見ることは、アフリカ感を一番感じやすいと思うので。
2については、清潔なホテルがあることは、日本人にとっては比較的重要なのかなと思う。私が泊まったホテル(The Kingdom Hotel)も良かったし、もっと高級なホテルも沢山あるようだ。
3については、特に説明することはない。滝だけの為に来る必要はないかもしれないが、チョベ国立公園とセットであれば満足できるはず。
一週間休みを取って行く旅行先として、丁度よい場所の一つだと考える。


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