マサイマラ保護区へ

セレンゲティ国立公園の次は、ケニアのマサイマラ保護区へ。セレンゲティとマサイマラは国境は挟んでいるものの地続きなので、基本的には同じようなものだ。ただ、そのエリアは広大だし（とくにセレンゲティ側）、どんな違いがあるのか無いのか、確認したかった。

ナイロビへ

バスでアルーシャからナイロビへ。 行きと同じくRiverside Shuttle Busを帰りも特に問題はなかった。バスの終着点からホテル （Best Western Plus Meridian Hotel ）までは歩いて数分、しかもまだ明るい時間だったが、念の為ホテルまで送ってもらった。

Best Westernは、アフリカという事を考慮すると値段はかなり高いが、ホテルの設備とサービスは欧米のホテルと遜色なかった。

マサイマラのツアー予約

ツアーの予約は、ホテル内のツアーデスクでおこなった。ただ、結論から言うと、ここはあまり良くないと感じた。私は、この時を含めて、ここで３回予約を行うことになるのだが、いつも微妙というか、とにかく少しでも彼らの取り分を多くしようとする（高い金額を提示する and/or 安い催行会社に依頼する）姿勢が感じられた。

３回とも（個人的には）大きな問題は起こらなかったものの、１回目（今回）のツアーでは、最初に説明された最大定員よりも二人も多い状態で回る羽目になってしまった。私が車内で座った位置は比較的写真が撮りやすかったが、参加者の一人は、まともに写真を撮れないような席になっていて可哀そうだった。

ちなみに料金は、２泊３日のツアーで420ドルだった。これはかなり高いと思う。寝るときのテントを一人用のものにしてもらったのが値段が高い理由の一つなのだが、お湯が出ると言っていたシャワーも水しかでなかったし、安い料金で２人（or 3人）でテントをシェアしても快適さは大差なかったかもしれない。

マサイマラ国立保護区

ナイロビ市内からマサイマラまでは、まっすぐ行けば約５時間。途中、見晴らしの良い丘で休憩を取ったり、レストランで昼食をとったりするので、実際にはもう少しかかる。

朝出発して午後に到着して、午後のサファリからスタート。私は結局三回マサイマラに行ったが、三回ともそのパターンだったので、そうするのが一般的だと思う。

私の場合は、ナミビア、ボツワナ、タンザニアでサファリをしたあとだったので、興奮度はそれほど上がらなかったが、やっぱり動物を見るのは面白い。

マサイマラでは、セレンゲティやその他の国立公園に比べて、動物に近くまで寄ることが多いように思う。ルール違反なのかルールが緩いのか、それは分からない。ライオンも近距離で写真が撮れる。

キリンちゃん。水を飲んでいるところだったみたいで、姿勢が面白い。

マダラハゲワシはデカい！

レアキャラのヒョウが見られたのは良かったけど、木の上で食事中。枝が邪魔でうまく写真が撮れず…

マサイマラのハイライトの一つがヌーのは大群の川渡り。時期的に良くなかったみたいで、ガイドは半ば諦めてたけど、参加者の一人がどうしても見たいということで、粘ってたらちょっとだけ見ることができた。

ほんとにちょっとだけ。やっぱり迫力にはかける。いつか川を埋め尽くすほどのヌーの大群を見てみたい。

ちなみに、このツアーでは日本人旅行者３人と一緒になった。久しぶりに話す日本語だったので、普段全く喋らない私にとってはよく喋ったのだが、おそらくそれが原因で、風邪を引いてしまった。

最初はちょっと喉がイガイガするなあと思うくらいだったが、ツアーが終わってから悪化。かなり長い間苦しめられることになってしまった。